2005年08月04日

8/4 Arab News (Saudi Arabia)
 サウジアラビアのサウド外相は報道陣に対し、ファハド前国王からアブダッラー新国王及びスルタン皇太子への権限委譲が円滑に行われており、従ってサウジアラビアの外交方針に変更は無い、と語った。また同国のテロ対策は十分であるにもかかわらず米国の一部政治家がそのことを認めないことに不満を感じている、とも語った。
 なお第二副首相が任命されるかどうかはまだ決定されていないと述べた。

コメント:
 ファハド国王の後継者としてアブダッラー新国王及びスルタン新皇太子が即位した。両名とも高齢であり「次の次の国王(即ち次の皇太子)」に何時、誰が指名されるかに注目が集まっている。サウジアラビアは国王が首相、皇太子が副首相を兼務するのが慣例になっている。アブダッラーは1975年に第二副首相に任命され、ファハドが第五代国王に即位した1982年に皇太子に指名された。そのとき同時にスルタンが第二副首相になった経緯がある。
 このように第二副首相が次期皇太子の最有力候補とみられているため、今回スルタンに代わる第二副首相が指名されるか否か、また指名されるとすれば誰になるか、が注目されている。
 第二副首相が指名される場合、サウド家の序列及び実務経験から考えるとスルタン皇太子の実弟ナイフ内相又はサルマン・リヤド州知事が順当との見方がある。但し両名とも国王、皇太子と同じ世代であり、年齢的に見ると短期政権が続くことになり、世代交代の遅れが懸念される。さらにファハド→スルタン→ナイフ又はサルマンと言う同腹の兄弟(いわゆるスデイリ・セブン)により王位が独占される傾向に対してサウド家内部に異論が出ることが考えられる。
 このため第二副首相には若返りのため第三世代の王族を指名する可能性も考えられる。その場合、首相及び第一副首相を補佐する意味合いでは行政経験豊かなサウド外相が濃厚であろう。但しスルタン皇太子の子息で最近駐米大使を辞任したばかりのバンダル王子の去就が未定であり、第二副首相問題は注目の的である。


at 14:19Saudi Arabia 

2005年08月03日

Khaleej Times(UAE) - バグダッド発AFP電
 イラク航空は来月からバグダッドードバイ間の航空便を週3便開始する。バグダッドーイスタンブールビンは明日から再開される。当面は週2便の予定。アンマン(ヨルダン)及びダマスカス(シリア)ビンは昨年9月に運行を開始済みである。


at 14:03Iraq 
8/3 Arab News (Saudi Arabia)
 8/2ファハド前国王の葬儀がリヤドで行われた。イスラム各国から多数の首脳が参列し、リヤド中心のモスクで葬儀が行われた後、遺体は共同墓地に埋葬された。
 葬儀に参列した主要各国の首脳は以下の通り。
 オマーン国王、バーレーン国王、ヨルダン国王、カタール首長、UAE首長、パキスタン大統領、エジプト大統領、シリア大統領、イラク大統領、パレスチナ大統領、アフガニスタン大統領、クウェート首相、インドネシア副大統領ほか。
 また西欧各国から弔問が予定されている首脳は次の通り。
 シラク仏大統領、チャールズ英皇太子、チェイニー米副大統領他。


at 13:51Saudi Arabia 

2005年08月02日

8/2 Arab News (Saudi Arabia)
 サウジアラムコ社と住友化学は、石油精製及び石油化学合弁事業の契約を締結した。
 両者は昨年5月にMOUを締結し、事業化可能性(F/S)調査を行ってきたがこのたび合弁事業を設立することに合意したものである。主要設備はエチレン130万トン/年、プロピレン90万トン/年、ガソリン等石油製品6万B/Dで、プラントは紅海沿岸Rabighにあるアラムコの製油所に隣接して建設される。2006年着工、2008年稼動開始の予定。合弁企業名はRabig Refining and Petrochemical Co.(略称Petro-Rabigh)。


at 13:59Saudi Arabia 
8/2 Arab News (Saudi Arabia)
(サウジ国営通信SPA発表)
アブダッラー新国王略歴:
1924年リヤド生。父初代国王より基礎教育と訓練を受ける。1962年National Guard(国家警備隊)司令官。1975年第二副首相。1982年皇太子。
王室会議、最高経済会議、最高石油会議等の各議長。
性格は質素、清廉。趣味は乗馬。

スルタン皇太子略歴:
1930年1月5日リヤド生。イスラム聖職者から教育を受ける。1953年農業相。1955年通信相。1962年10月21日国防相就任。1982年第二副首相。

コメント:
 新国王及び皇太子の生年は上記SPA発表では各々1924年、1930年となっているが、過去の資料では国王1923年生、皇太子1924生とするものもある。故ファハド前国王を含めサウド家第二世代の生年は明確でないケースが多い。
(家族構成)
 アブダッラー新国王は少なくとも7人の女性との結婚歴があり、子供の数は34人以上。子息で主要な官職にあるのはムッテーブ国家警備隊副司令官、アブドルアジズ皇太子府顧問など。
 スルタン皇太子は少なくとも6人の女性との結婚歴があり、子供の数は32人以上。子息のうち主要な官職にあるのは、バンダル前駐米大使(先月突然辞任)、ファハド・タブーク州知事、はー利度国防航空省副大臣、ファイサル企画省副大臣、トルキ情報相次官など。



at 13:21Saudi Arabia 
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