2005年03月14日

3/14 Kuwait Times
 在クウェイトフィリピン大使館は、クウェイト政府及び地元企業に対して自国民がクウェイト経由でイラクへ不法入国することについて善処を要望した。昨年11月にイラクで働くフィリピン人が人質になり、誘拐犯はイラク国内でフィリピン人が米軍施設で働くことを中止するよう要求している。現在イラク国内には6千人近いフィリピン人が米軍施設で働いていると見られる。
 昨年7月に発生したフィリピン人運転手誘拐事件では、フィリピン政府は誘拐犯の要求に従い、米国政府の反対を押し切って自国軍隊を引き揚げた。またイラクで民間人が働くことも禁止した。しかし高給を求めてイラクに不法入国するフィリピン人が後を絶たない。

コメント:
 フィリピン政府が昨年7月人質救済のため自国軍をイラクから撤退させた時、米国は強い不快感を示した。このときアロヨ大統領は国民の喝采を浴びたが、家族の生活を中東での出稼ぎに頼る多数の下級労働者とその家族は困惑したのである。彼らはイラクの米軍施設での並外れた高給に惹かれ、政府のイラク出稼ぎ禁止令にもかかわらず危険を承知でイラクに不法入国しているのが現実である。米軍としても英語が堪能で肉体労働を厭わず勤勉なフィリピン人を必要としている。
 クウェイトの民間業者は国内で働かせる名目でフィリピン人の労働ビザを取得し、入国後彼らをイラクに送り込んでいる。失業率の高いフィリピンでは、OFW(Overseas Filipino Workers)と呼ばれる多数の海外出稼ぎ労働者があり、彼らの本国送金は家族の生活の糧であり、政府の有力な外貨獲得源でもある。出稼ぎが欠かせない貧しいフィリピンと彼らを必要としているイラク駐留米軍、そしてその仲介で暴利をむさぼるクウェイト業者―泥沼のイラク紛争がもたらす日陰のあだ花というべき悲しい現実である。


at 07:47Kuwait 

2005年03月13日

3/13 Gulf Times (Qatar)
 米国カーネギー・メロン大学(QMU)カタール分校の開設記念パーティーが行われ、Mozah王妃(教育・科学・地域開発基金総裁, QF)が臨席した。
 同校は昨年8月のQMUとQF間で4年制大学の開校に合意したことによるものであり、まずビジネス学科20名、コンピュータ・サイエンス学科22名でスタートした。将来は各定員100名とし、全体の完成予定は2007年。

at 16:50Qatar 
3/13 Arab News (Saudi Arabia)
 OPEC議長国であるクウェイト石油相は、3/18にイランのイスファハンで開催されるOPEC定例会議で現行生産枠27百万B/Dは変更されないであろう、と語った。
 同石油相は、石油の需給問題はOPECと非OPECが共同で取り組むべき問題であり、このため次回会議に非OPEC産油国の参加を求めており、3カ国から参加の同意を得たと言明、会議では非OPEC各国に増産を求めるとの意向も表明した。
 MEES誌の最新号は3月のOPEC生産量は1月より更に15万B/D増加し2,935万B/Dに達したと推測しており、OPECは生産枠を超える生産を継続している。またIEAは2005年の需要が昨年見通しを更に2.2%、180万B/D上回ると見込んでいる。
 NYの原油市場は4月渡し価格が1バレル$54.43に高騰し、Brentも$53.1となっている。

at 16:26 
/13 Arab News (Saudi Arabia)
 財団法人中東協力センターは、サウジ国内の水資源問題解決のため、日本からの技術移転と投資促進を目的とした「水デスク」をジェッダ商工会議所内に開設した。
 「水デスク」はサウジ政府による造水発電プラント建設等の大型事業のほか、漏水対策、下水再利用計画など水資源確保のための幅広い分野での協力をおこなう。
 開所式に出席した日下経済産業審議官は、日本の技術と人材による日サ両国の共同作業によりサウジの水問題解決に寄与できる、と述べた。

at 15:52Saudi Arabia 

2005年03月12日

3/12 Arab News (Saudi Arabia)
 バハレーンで反政府的なフォーラムをインターネット上で開設したことを理由に逮捕された27歳のAli Abdul Imam他2名の解放を求める抗議でもが行われ、治安当局は数名を拘束した。
 3名の裁判は明日行われ、13名の弁護士が弁護に当たる予定である。

at 20:34Bahrain 
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