2005年02月19日

2/19 Arab Times
 金融コンサルタントのMotasher Al-Murshed氏は、今日開催されたJeddah Economic Forumの講演で、自国には金融プロが少なく、1年半前に制定されたCapital Market法が有効に機能していないため、過去1年間で260億リアルもの巨額のサウジ資本がドバイの不動産市場に流れ込んでいる、と述べた。これはドバイの不動産投資の40%を占めている。
 一方彼はサウジの株式市場についても次のように述べた。
 毎月1万人もの新規投資家が生まれ、今では80万人が株式投資に関与している。市場価格の総額は1.3兆リアルに達したが、株式の75%は未だに政府が所有している。市場は赤字企業の株価すら上昇する過熱状態である。
(注:1US$=3.75リアル)

at 15:44Saudi Arabia 

2005年02月15日

2/15 Jordan Times (Jordan)
 ヨルダンは日、独、仏、UNESCOの協力を得て、イラク国内の文化遺産を保護するためのイラク人15名に対する教育訓練を実施する。日本はJICAから7人の専門家を派遣する。

コメント:
 日本はイラク復興支援の一つとして隣国ヨルダンの協力を得て、イラク人に対する各種訓練をヨルダンで行っている。これは3カ国それぞれにメリットのある方式である。(1/27 Jordan Times記事参照)

at 12:52Jordan 
2/15 Arab News (Saudi Arabia)
 ハリリ前レバノン首相の暗殺はサウジアラビア経済界にも大きな波紋を呼んでいる。ビン・マフーズ財閥当主他サウジの主要な経済人は「ハリリは計り知れない貢献をした。彼は中東平和のシンボルであった」と最大級の賛辞でその死を悼んでいる。
 彼は有数の億万長者であり、彼が1978年にサウジアラビアで設立したSaudi Oger社は建設・通信企業として重要な地位を占めている。また彼は中東や仏と強いパイプを有しており、クリントン前米大統領やシラク仏大統領とは個人的な関係がある。アラブ各国の投資家がレバノンに投資するのもハリリを信頼していたからである。レバノン経済は20年前に逆戻りするのではないかと懸念する声もある。

コメント:
 ハリリ氏は1944年生まれで、21歳のときサウジでビジネスを興し、現在では資産40億ドルと言われる大富豪である。仏Ogerとの合弁事業Saudi Oger社は同国最大級のゼネコン・通信関連企業である(但し現在では仏との合弁は解消)。内戦終結と共にレバノンに帰国し政界にも進出、二度にわたり首相を務めたが親シリア派の大統領と対立し最近辞任したばかりである。
 内戦で荒廃したレバノンの経済復興と社会の安定に主導的な役割を果たした彼の功績は多大なものがある。欧米との強いつながりを持つ彼の死は、シリアを中東民主化の敵として名指しで非難する米国にとっても仲介役として期待される人物を失ったことになる。また中東ビジネスで英米に著しく遅れをとり復権の機会を狙っている仏にとっても彼の死は大きなマイナスになると思われる。


at 11:19Lebanon 

2005年02月14日

2/14 Khaleej Times
 独シュレーダー首相が2/27-3/4にかけて湾岸7カ国(GCC6カ国及びイエメン)を歴訪する。民間企業を同行し湾岸産油国に独製品を売り込むことも意図しているが、同行を希望する企業が殺到し、事務局は選別に頭を悩ませている。

at 13:23 
2/14 Khaleej Times (UAE)
 ドバイで国際兵器博覧会第7回IDEX((International Defence Exhibition and Conference)が開催された。IDEXは2年に一度開催され、パリと並ぶ世界最大級の兵器ショーである。今回は905社が出展、50カ国以上から120の公式訪問団が訪れる。
 主催者はUAEが2.6億Dh(注、1US$=3.7Dh)の軍事用ヘリを含む総額14億Dhを契約、またヨルダンは1.5億Dhの軽戦車購入契約を締結した、と発表した。

コメント:
 石油高価格の恩恵を受け懐が豊かになっている中東産油国を狙って、ドバイ兵器ショーで近代兵器売り込み競争が活発に繰り広げられているようである。
 かつての数百億円以上にも達する大型の戦闘機商談は影を潜め地味なスタートとなった。しかしながら国内テロ対策や麻薬・兵器密輸に対する国境警備問題など、中東各国は安全対策の強化を迫られている。このため電子探知装置、高度な情報機器等に関する欧米先進企業からの売り込みが今回の特徴のようである。


at 13:21UAE(Abu Dhabi, Dubai) 
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