2005年02月06日

2/6 Arab News (Saudi Arabia)
 リヤドで4日間にわた対テロ世界会議が始まり、米英を含む50以上の国と国際機関が参加した。
 アブダッラー皇太子は開会挨拶でテロと戦い機先を制するための国際センターの設立を呼びかけた。同センターは武器密輸、麻薬密輸及び資金洗浄との戦いを3本柱とし、テロを未然に防ぐための迅速な情報交換を目指す、としている。
 皇太子は、コーランの言葉を引用して、イスラム教は慈悲の宗教であり、慈悲とテロは決して共存するものではない、と述べた。

 また サウド外相も、分科会では四つのテーマー(1)テロの概念と原因、(2)テロと資金洗浄や麻薬・武器密輸の関係、(3)各国のテロ対策の経験、(4)テロ組織と形態ーが討議されると述べた。ブッシュ大統領が一般教書でサウジを名指しで指摘したことについて質問された外相は、「友好国同士は自由に忠告をしあうものであり、サウジが米国の中東政策について忠告してもそれは米国と敵対するものではない」、と答えた。また最近クウェイトで発生したテロ事件の対策でGCC諸国間の強い協力関係が証明された、とも述べた。

 さらにナイフ内相も演説の中で同国の過去2年間のテロ事件の概要を初めて公表した。それによると、22件のテロ事件による死者は総数221人、負傷者は507人に達した。死亡者の内訳はサウジ及び外国の民間人90人、テロリスト92人、治安関係者39人であり、事件による被害総額は10億リアル(2.66億US$)にのぼる。内相は、今日の組織化されたテロ活動に対抗するためには協力関係の強化が必須であると述べた。また、サウジ自身もテロの被害者でありテロは宗教や文化と関連したものではないと述べて、イスラムとテロを結びつける西欧の動きを牽制した。


at 17:32Saudi Arabia 

2005年02月03日

2/3 Arab News
スイス・ダボスで開催されたWorld Economic Forumに出席したSAGIA(サウジアラビア投資庁)のDabbagh長官は、JBIC(国際協力銀行)首脳を含む各国経済人と幅広く面談し同国への投資誘致を図った。
 サウジアラビアはエネルギー、運輸及び知財産業を外国投資誘致の三本柱としており、これら三分野はSAGIAが認可した工業ライセンスの8割を占めている。
 このうちエネルギーについてはGCC6カ国を結ぶ電力網計画があり、4月には850KMの高圧送電線とバハレンーサウジ間の海底ケーブルを含む総額12億ドルの入札が予定されている。丸紅、Siemens, ABB, Hyundai等が入札に参加する見込み。

at 08:03Saudi Arabia 

2005年02月02日

2/2 Jordan Times
ヨルダン・米国自由貿易協定(JUSFTA)に基づき、1/1から1000件の農工製品が非関税となり、過去5年間で合計4000件に達した。また同日から2,200件の関税が50%になった。JUSFTAはタバコとアルコールを除く全製品を2010年までに非関税にする予定である。
 米国統計によれば昨年の米国からの輸入は4.956億ドル、ヨルダンからの輸出は9.94億ドルに達している。因みにJUSFTA締結前のヨルダンの対米貿易額は輸出3千万ドル、輸入2.75億ドルであった。

at 21:19Jordan 

2005年02月01日

2/1 Arab News
 ジェッダーリヤドーダンマンの三大都市を結ぶアラビア半島横断鉄道プロジェクトの投資説明会がロンドンで開催され、150社以上が参加した。
 プロジェクトはジェッダからリヤドまで950KMの鉄道を建設、リヤドからダンマンまでの既設路線と接続、ダンマンから工業都市ジュベールまで115KMを新設する構想である。当初は単線で、ジェッダーリヤド間は高速鉄道にするか、通常タイプの夜行列車にするか検討中。
 会議では建設コストは言明されなかったが、サウジ鉄道公社総裁は総額66億リアルと述べている。UBS, SNCFの外国二行とサウジのNCBがファイナンス・アドバイザーに選任されており、プロジェクトはBOT方式を予定。本年第1四半期にコンソーシアムの資格審査(pre-qualificatio)が行われる。

コメント:
 サウジにはリヤドーダンマン間に単線の路線があるが、路線拡充は同国の長年の夢であり、特にジェッダーリヤドーダンマンを結ぶアラビア半島横断鉄道とリヤドから北部国境地帯までの鉱山開発鉄道はその二大計画であった。前者は紅海とアラビア湾を結ぶシンボル的なプロジェクトであり、後者は北部の鉱物資源開発による石油依存構造からの脱却とアブダッラー皇太子の地盤である北部部族懐柔の意図が秘められていたと言われる。
 このうち北部鉱山鉄道は1990年代後半にアラビア石油の利権延長問題にからめて急速に浮上した。当時、サウジアラビア政府は2000年初頭に期限切れとなるサウジークウェイ中立地帯沖合のアラビア石油利権延長のための条件として鉄道建設に対する資金的・技術的援助を日本政府に迫った。しかしながら採算性が殆ど見込めないことは衆目の一致するところであり日本政府はこれを断った。これが結局アラビア石油利権失効の一因となり、その後しばらく両国政府の関係はギクシャクしたものとなったのである。
 サウジ政府はその後も鉄道計画に執着し、資金コンソーシアムとしてUBS銀行などを巻き込み今回の計画説明会にこぎつけたものである。今回の説明会では北部鉱山鉄道は除外されており、ジェッダーリヤド間のアラビア半島横断鉄道とダンマンージュベール工業地帯を直結する二本の鉄道計画が対象となった。サウジ政府はBOT方式を望んでいるが、今回の新聞報道で見る限り計画内容はかなり漠然としたものであり、説明会に参加した企業も情報収集の域を出ないであろう。この鉄道計画もガス・イニシアティブ計画と同様、「大山鳴動鼠一匹」の尻すぼみになるか、さもなくば石油利権がらみの人海戦術プロジェクトとして中国・インド辺りがからむ可能性があるかもしれない。


at 22:05Saudi Arabia 

2005年01月31日

1/31 Gulf Times
 日本の伝統芸能「能」の公演が、本日ドーハ・インターコンチネンタル・ホテルで開演される。これに先立ち昨日Education Cityでメディアを招いて試演会が開かれ、「能」が披露されるとともに所作、楽器等について解説が行われた。

at 21:47Qatar 
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