2005年01月17日

1/17 Gulf Times (by Bloomberg)
仏大手エンジニアリング会社Technipの幹部は、今後3年間でサウジ、イラン、カタルで700億ドルの契約が見込まれると発言。同社はカタルで世界最大のLNGプラント建設工事の40%を受注に成功、株式は昨年58%も上昇した。UAEでは14.6億ドルの案件をBechtelにさらわれたが、現在サウジアラムコのアブハドリヤ油田開発(15億ドル)、イエメンの360万t/yLNGプラント、アブダビのNGLプロジェクト(7億ドル)の受注競争中。但し、ドルの対ユーロ値下がりで受注条件は厳しい、とものべた。
湾岸では仏Technip、米Bechtel及び日揮3社が激しい受注競争を繰り広げている。Morgan Stanleyは、ドルの低下と材料費の値上がりのため55件、総額320億ドルの発注が2004年からずれ込んでいると分析。

at 22:12Plant Business 

2005年01月16日

1/16 Jordan Times
ヨルダンの職業訓練機関(VTC)はサウジアラビアの職業訓練機関GOTEVOTと協定を締結。サウジ国内の職業訓練施設に訓練指導員を派遣する。
日本のJICAとヨルダンは周辺国の職業訓練を遠い日本ではなく「第三国」であるヨルダンで行う事業を推進しており、今回のサウジとの協定はその趣旨に沿ったものであり、またヨルダンの失業対策にも寄与する。VTCは日本(JICA)のほか独のGTZやEU,カナダ及びUNESCOなどの国際機関との連携も深めている。

コメント:
 国内に有力な産業を有しないヨルダンは慢性的に高い失業率に悩まされており、日米等の先進国からのODA及び周辺諸国(特に湾岸産油国)への出稼ぎが経済の大きな柱となっている。
 一方、日本は非軍事的ODAで中東和平への寄与と国際貢献を目指しており、特にイラクに対する支援は同国への邦人派遣が難しく、またイラクが日本から地理的に遠いためイラク人訓練生を日本に招聘するのは経費的にも時間的にも無駄が多い。このためヨルダンが日本の資金により訓練事業を代行することはまさに両国にとって一石二鳥である。
 ヨルダンは小国でありながら、イラク復興で堅実に立ち回り、サウジなどの湾岸諸国とアラブ同胞としての立場で援助を取り付ける一方、米国の関心を引いてイスラエルとも経済的な実利を追求するしたたかさは大したものである。

at 21:19Jordan 

2005年01月15日

1/15 Gulf Daily News
バハレーンの内閣が改造された。労働・社会問題省が二分割され、社会問題省の大臣に女性で前バハレン大学教育学部長のFatima Al Balooshi博士が就任。女性大臣は昨年4月のNada厚生大臣に次いで二番目。財政国家計画大臣にはAhmed bin Mohammed Al Khalifa(前バハレン通貨庁長官)が就任。工業省と商業省は合併しHassan Fakhro工業相が就任。

コメント:
ハリーファ首長家は、ハリーファ首相(現国王の叔父)以下、今回のAhmed大臣を含め26の大臣ポストのうち半数の13ポストを占めている。
ハリーファ家についてはホームページ「中東経済を解剖する」の「バハレーン・ハリーファ家の構図」を参照。
URL:http://www2.pf-x.net/~informant/bahrain/bahrainkhalifa.htm

at 14:20Bahrain 

2005年01月13日

1/13 Arab News
Gosaibi労働大臣はサウジの失業者実数を180,443と発表。これが公式で唯一の数字であると強調した。なお統計局は以前失業率を9.6%と公表しており、この場合失業者30万人と推定される。また女子の失業率は21%、特に30代の場合は97.6%が非雇用状態であり、大臣は近日中に雇用キャンペーンの結果を公表すると言明。

コメント:
サウジアラビアの失業率は公式統計が無く、20%前後とする民間シンクタンクの推定値もある。いずれにしてもサウジ国内の特に新卒若年層の失業は深刻な問題である。
ホームページ「中東経済を解剖する」の「警鐘が鳴り始めた失業問題」参照。
URL:http://www2.pf-x.net/~informant/saudi/saudization1.htm


at 14:42Saudi Arabia 

2005年01月12日

1/12 Gulf Times
カタルは総額55億ドルの新国際空港建設に着工。新空港は現在の空港の東4KM地点で広さは1,700ヘクタール。2009年に乗客12百万人、貨物75万トン処理能力の第1期工事完成(25億ドル)予定。2015年の最終完成時は乗客5千万人、貨物2百万トンの超大型空港となる。敷地の40%は海面埋め立て。米国Bechtel社が設計施工管理を受注。

コメント:
イラク戦争の兵站後方支援で実力を発揮した米国Bechtel社は、戦争後も湾岸諸国の大型インフラ・プロジェクトを次々と受注している。戦争中、戦後を通じ米国政府に協力的であるクウェイト、カタル、バハレーンなど産油国での活躍が目立つ。

at 15:27Qatar 
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