2005年05月05日

5/5 Kuwait Times
 クウェート国会は女性参政権法案の投票を2週間後に延期することとなった。月曜日の投票では賛成29票、棄権29票、反対2票であったが、棄権票の取り扱いに関する議会憲章の解釈ををめぐって3時間にわたる激論が交わされ、最終的にサバーハ首相が投票の延期を決定したものである。
 皮肉にも次回投票が行われる5月16日は、1999年に女性参政権を認める勅令を出した日であり、また昨年の同じ日に閣議承認が行われている。国会ではイスラム主義者と部族代表の議員らが同法に強く反対しているため法案成立が遅れている。

at 16:45Kuwait 
5/5 Arab News (Saudi Arabia)
 オマーン国営石油(OOC)は、Soharで総額9.56億ドルの芳香族プラントを建設することを発表した。Basic Engineeringは仏Axens社に発注、本年9月に完了の予定。これと平行してJacobs社がFront End Enginnering design(FEED)を担当する。
 プラントはパラキシレン年産80万トン、ベンゼン年産21万トンの規模。

at 15:48Plant Business 

2005年05月04日

5/4 Gulf Daily News (Bahrain)
 バーレーンで日本のJCBカードの正式運用が開始された。JCBにとって19番目の国となる。

at 13:39Bahrain 
5/4 Arab News (Saudi Arabia)
 サウジアラビアのAlwaleed王子はシリアのアサド大統領とダマスカスで会談し、シリアでの投資について意見を交換した。Alwaleed王子は7百万ドルを寄付したZayzoun村再建プロジェクトの完工式のためアサド大統領から公式招待されたものである。
 同王子は1998年にダマスカス・フォーシーズン・ホテルを買収している。

コメント:
 Kingdom Holding Groupを率いるサウジアラビアのAlwaleed王子は、米Forbes誌で世界6位にランクされる大富豪である。彼の投資先はCiticorp, Appleなど主として米国であったが、9.11事件以後、自国、中東、インドなどにシフトしつつある。
 一方シリアはレバノン撤兵により米国の経済制裁が緩和されつつあるが、経済不振回復のため外国投資の誘致に力を入れている。

ビジネス王族の雄・世界的富豪―ワリード・ビン・タラール王子」参照。

at 13:20 

2005年05月03日

5/3 Khaleej Times (UAE)
 アブダビのマンスールUAE大統領相とドバイのムハンマド皇太子(兼UAE国防相)の娘との結婚式が執り行われた。式典にはGCC各国首脳のほか英国のアンドリュー王子も列席した。

コメント:
 アブダビのナヒヤーン家とドバイのマクトゥーム家が本格的な姻戚関係を結んだ。同じUAEの首長国同士とは言え首長国間で姻戚関係を結ぶことは実は画期的なことなのである。GCC各国の王家・首長家はサウジアラビアのサウド家を例に出すまでもなく、いずれも婚姻関係は一族内に限られている。これはアラブ人特有の部族純血主義の表れであるとともに、かつて隣接する他の王家・首長家と武力闘争を重ねてきたためでもある。
 しかし現代では各国王族間で婚姻関係を結ぶことが、姻戚外交という有効な外交手段の一つとしてそれぞれの体制の安泰につながる可能性も指摘できる。これにいち早く着目したのがドバイのマクトゥーム家の実力者ムハンマドではなかろうか。事実、ムハンマド自身が昨年4月にヨルダン・ハシェミテ家のハヤ王女(アブダッラー皇太子の義妹)を妻に迎えているのである。
 それにしてもアラビア半島各国王族に交じって英国のアンドリュー王子が列席したことは、さすがにかつての宗主国だけのことはあると感心させられる。英国の王室外交は健在である。


at 21:27UAE(Abu Dhabi, Dubai) 
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