2010年01月

2010年01月25日

MENA(中東・北アフリカ)22カ国の「人口とその増加率」(2009年版)(上)


 東はアフガニスタンから西はモーリタニアまでのMENA(中東・北アフリカ)22カ国をいろいろなデータで比較しようと言うのがこの「MENAなんでもランキング・シリーズ」です。「MENA」は日頃なじみの薄い言葉ですが、国ごとの比較を通してその実態を理解していただければ幸いです。

 第2回のランキングは、国連人口基金(UNFPA)が発表した「世界人口白書2009」についてMENA諸国をとりあげて比較しました。

世界人口白書2009:http://www.unfpa.org/swp/2009/en/pdf/EN_SOWP09.pdf

1.2009年のMENA国別人口
(詳細は表「MENAランキング2:人口」参照)
 国連人口基金の「世界人口白書2009」によれば2009年の世界の人口は68.3億人である。この中でMENA22カ国及びパレスチナ自治政府の合計人口は5.3億人であり、世界全体の7.7%を占めている。

 MENAで最も人口が多い国はエジプトの8,300万人であり、2位はトルコ(7,480万人)、3位イラン(7,420万人)と続いている。これら3カ国はいずれも7千万人を超え、MENA諸国の中ではずば抜けて人口が多い。またこの3カ国だけでMENA全体の人口の44%を占めている。

4位はスーダンの4,230万人であり、5位から7位まではアルジェリア3,490万人、モロッコ3,200万人、イラク3,070万人でこれら3カ国が人口3千万人台である。8位から11位までの国は人口2千万人台であり、それぞれ8位アフガニスタン(2,820万人)、9位サウジアラビア(2,570万人)、イエメン(2,360万人)、11位シリア(2,190万人)と続いている。

これら上位11カ国の人口総数は4.7億人であり、MENA全体の90%を占めているのに対して、残り11カ国(及びパレスチナ自治政府)は、いずれも人口が少なく、12位のチュニジアが1千万人をわずかに上回るが(1,030万人)その他の国は人口1千万人以下である。

13位以下の国とその人口を順に列挙すると、イスラエル(720万人)、リビア(640万人)、ヨルダン(630万人)、UAE(460万人)、パレスチナ自治区(430万人)、レバノン(420万人)、モーリタニア(330万人)、クウェイト(300万人)、オマーン(280万人)、カタル(140万人)であり、バハレーンの人口は80万人にとどまっている。

なお本統計には示されていないが、GCC6カ国(サウジアラビア、UAE、クウェイト、オマーン、カタール及びバハレーン)の人口には多数の外国人出稼ぎ労働者が含まれている。特にUAEやカタールの場合はその8割以上が外国人と言われており、UAE、カタールの自国民の人口はUAEが100万人弱、カタールは30万人前後と見られる。

(続く)

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前田 高行 〒183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601
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at 20:11MENA 

2010年01月24日

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(サウジ)イエメン半政府ゲリラとの戦闘による兵士の犠牲133人に達する

at 10:48Today's News 
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