2010年09月

2010年09月27日

drecom_ocin_japan at 11:24コメント(0)トラックバック(0)今日のニュース 

2010年09月26日

drecom_ocin_japan at 09:56コメント(0)トラックバック(0)今日のニュース 

2010年09月25日

(注)本シリーズ19は「マイライブラリー」に一括掲載されています。

(MENAなんでもランキング・シリーズ その19)


 東はアフガニスタンから西はモーリタニアまでのMENA(中東・北アフリカ)22カ国をいろいろなデータで比較しようと言うのがこの「MENAなんでもランキング・シリーズ」です。「MENA」は日頃なじみの薄い言葉ですが、国ごとの比較を通してその実態を理解していただければ幸いです。

 第19回のランキングは、「世界経済フォーラム(World Economic Forum, 略称WEF)」が発表した「The Global Enabling Trade Report 2010」(*)の中から「The Enabling Trade Index (貿易円滑化指数)」についてMENA諸国をとりあげて比較しました。

* ホームページ:
http://www.weforum.org/en/initiatives/gcp/GlobalEnablingTradeReport/index.htm

1.「The Enabling Trade Index」について
「The Enabling Trade Index」(貿易円滑化指数、以下ETI指数)は、毎冬スイスで開催される「ダボス会議」の主催者として世界に名を知られている「世界経済フォーラム(World Economic Forum, 略称WEF)」が作成したものである。WEFでは一昨年から「The Global Enabling Trade Report」を発表しており、その中で各国をETI指数によってランク付けしているが、第3回目の今年は125カ国が対象となっている。

ETI指数は、(1)市場アクセス、(2)通関手続きの透明性、(3)運輸・通信インフラ及び(4)ビジネス環境の4つの分野に分けられている。4つの分野は以下の10のPillarと呼ばれるもので構成され、それぞれのPillarごとに点数をつけて国際比較されている。

市場アクセス(Market Access)分野のPillar
(a) Domestic market access
(b) Foreign market access

通関手続きの透明性(Border Administration)分野のPillar
(c) Efficiency of customs administration
(d) Efficiency of import-export procedures
(e) Transparency of border administration

運輸・通信インフラ(Transport & Communications infrastructure)分野のPillar
(f) Availability and quality of transport infrastructure
(g) Availability and quality of transport services
(h) Availability and use of ICTs

ビジネス環境(Business Environment)分野のPillar
(i) Regulatory environment
(j) Physical security

各Pillaraの採点は各国の大学研究機関に委託し、国際統計をベースにして算定されている。日本の委託先は一橋大学である。

今年度のレポートでランク付けの対象となった国の数は125カ国であり、前年より4ヶ国増えているが、そのうちMENAは15カ国で昨年と同数である。
MENA22カ国のうちランク付けされた国とされていない国は下記の通りである。

ランク付けされた国(15カ国):
UAE、バハレーン、イスラエル、オマーン、カタール、ヨルダン、チュニジア、サウジアラビア、トルコ、モロッコ、クウェイト、エジプト、モーリタニア、シリア、アルジェリア

ランク付けされていない国(7カ国):
リビア、アフガニスタン、イラン、イラク、レバノン、スーダン、イエメン

(続く)

本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。
 前田 高行 〒183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601
   Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642
   E-mail; maedat@r6.dion.ne.jp



drecom_ocin_japan at 21:02コメント(0)トラックバック(0)MENA 
drecom_ocin_japan at 11:14コメント(0)トラックバック(0)今日のニュース 

2010年09月24日

「国境の南」作戦(5)

羊を放牧していたベドウィンの少年は西から東に向かう飛行機雲に見とれていた。最初は3本の筋であった。まもなく西の空に編隊飛行のジェット雲が現れた。先頭が2機、その後に3機、さらに最後尾4機の見事な編隊飛行である。少年にはそれがサッカーの攻撃の布陣そのもののように見えた。9機は最初の3機に追いつき、合計12機の大編隊となり、次には4機ずつの3編隊に分かれた。その後、左右の2編隊はジグザグ飛行を続けながらも次第に遠ざかり、残る中央の1編隊は真っ直ぐに飛び続け砂漠の地平線に消え去った。それはまさに見事なページェントを見る思いであった。少年はあんぐりと口を開けたまま空を仰ぎ興奮気味につぶやいた。<テントに戻ったら両親や友達に話さなくっちゃ>。

3機に取り囲まれたイスラエルの護衛機は時には速度をあげ、時には急上昇、急降下、旋回を繰り返し、敵機を振り切って給油機に合流しようとした。しかしサウジアラビア機はぴったりとそして執拗に寄り添ったままである。両方の戦闘機は全く同じ米国ゼネラル・ダイナミック(現ロッキード・マーティン)社製のF16である。飛行性能が同じであるためイスラエル機が如何にアクロバット技能を駆使しても結局サウジアラビア機を引き離すことはできない。

イスラエルのパイロットはミサイルで相手を攻撃することもできない。当たり前の話だが空対空ミサイルは真っ直ぐ前方にしか飛ばないから真横や真後ろにいる敵機は撃ち落とせない。むしろ後尾につけたサウジアラビア機ならいつでも自機を撃墜できるはずだが、攻撃する気配は見せない。サウジアラビアの3機はただ無言でイスラエル機と編隊飛行を続けるばかりであった。

イスラエル機のパイロットは言い知れぬ恐怖感と威圧感の中で次第に焦りを覚え始めた。追尾を振り切ろうとアクロバット飛行を繰り返したおかげで燃料を予想以上に使い果たしたようである。給油機と引き離され、砂漠の上空をあてどなく飛び続け、最早帰投のために残された燃料はぎりぎりである。ここはアラビア半島上空の敵地の真っただ中、砂漠に不時着する訳にはいかない。イスラエルの護衛機2機は基地に帰投する選択肢しか残されていなかった。

護衛の2機が踵を返すのを確認したサウジアラビア機のパイロットは基地の作戦本部に作戦終了を報告して帰途についた。
「客人の従者はお帰り願いました。」

(続く)

(この物語は現実をデフォルメしたフィクションです。)



drecom_ocin_japan at 08:33コメント(0)トラックバック(0)荒葉一也シリーズ 
記事検索
月別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ