2012年10月

2012年10月31日

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2012年10月29日

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2012年10月28日

(サウジ)宗教冒涜の動きに対しアブダッラー国王が国連に行動を呼びかけ。 *
(イラク)今年の外国からの直接・間接投資は昨年より減少。 *
(GCC)ウィルスの脅威に気付いていないインターネットユーザー:露カスペルスキー社CEOが警告
(ドバイ)国際級会議を招致してMICE(*)の地位を取り戻しつつあるドバイ **
(ドバイ)こけおどしの開発プロジェクトの陰で低迷するドバイの不動産市場:Jones Lang LaSalleレポート

*直接投資についてはUNCTAD解説レポート「MENAランキングシリーズ4」参照。
http://members3.jcom.home.ne.jp/3632asdm/0234MenaRank4.pdf 
**最近の米国内で製作されYouTubeで流れた予言者冒涜のフィルムを巡り世界のイスラム諸国で激しい抗議活動があった。
***MICE:meeting, incentives, conventions, exhibitionsの略称。ホテル・観光業界用語の一つ。


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2012年10月27日

(注)本レポートは「マイ・ライブラリー(前田高行論稿集)」に一括掲載されています。
http://members3.jcom.home.ne.jp/3632asdm/0246MenaRank8.pdf

(MENAなんでもランキング・シリーズ その8)

 中東北アフリカ諸国は英語のMiddle East & North Africaの頭文字をとってMENAと呼ばれています。MENA各国をいろいろなデータで比較しようと言うのがこの「MENAなんでもランキング・シリーズ」です。「MENA」は日頃なじみの薄い言葉ですが、国ごとの比較を通してその実態を理解していただければ幸いです。なおMENAの対象国は文献によって多少異なりますが、本シリーズでは下記の19の国と1機関(パレスチナ)を取り扱います。(アルファベット順)


 アルジェリア、バハレーン、エジプト、イラン、イラク、イスラエル、ヨルダン、クウェイト、レバノン、リビア、モロッコ、オマーン、パレスチナ自治政府、カタール、サウジアラビア、シリア、チュニジア、 トルコ、UAE(アラブ首長国連邦)、イエメン、


 これら19カ国・1機関をおおまかに分類すると、宗教的にはイスラエル(ユダヤ教)を除き、他は全てイスラム教国家でありOIC(イスラム諸国会議機構)加盟国です。なおその中でイラン、イラクはシーア派が政権政党ですが、その他の多くはスンニ派の政権国家です。また民族的にはイスラエル(ユダヤ人)、イラン(ペルシャ人)、トルコ(トルコ人)以外の国々はアラブ人の国家であり、それらの国々はアラブ連盟(Arab League)に加盟しています。つまりMENAはイスラム教スンニ派でアラブ民族の国家が多数を占める国家群と言えます。


 第8回のランキングは世界経済フォーラム(World Economic Forum, WEF)が行った「世界男女格差報告2012(The Global Gender Gap Report 2012)」からMENA諸国をとりあげて比較しました。


1.「世界男女格差報告2012」について
 「世界男女格差報告2012(The Global Gender Gap Report 2012)」(以下「2012年版報告書」)を発表した「世界経済フォーラム」(World Economic Forum, WEF)は、スイスのジュネーブに本部を置く非営利団体であり、毎冬スイスのダボスで行われる「ダボス会議」の主催者としてよく知られている。


 「2012年版報告書」は世界135カ国を対象に経済、教育、健康、政治の4つの分野について、世界或いは各国の公的機関が公表する男女別のデータに基づき、それぞれの分野の男女間の格差を指数化し順位付けを行ったものである。
*WEFホームページ:http://www.weforum.org/videos/global-gender-gap-report-2012


2.比較対象される分野とその内容
 対象とされるのは以下の4つの分野であり、各分野にはそれぞれ二つ乃至五つの比較項目がある。
1. 経済参画分野:経済活動への参加度及び参画の機会(Opportunity)に関する男女格差
   比較項目:(1)労働参加比率、(2)同一労働賃金格差、(3)平均所得格差、
          (4)幹部職比率、(5)専門・技術職比率


2. 教育分野:教育の機会に関する男女格差
   比較項目:(1)識字率、(2)初等教育就学率、(3)中等教育就学率、(4)高等教育就学率


3. 健康・寿命分野:健康と寿命に関する男女格差
   比較項目:(1)新生児男女比率、(2)平均寿命


4. 政治参画分野:政治参画の度合に関する男女格差
   比較項目:(1)女性議員比率、(2)女性閣僚比率、
          (3)過去50年間の女性元首(首相等)在任期間


3.指数化の方法と順位付け
  135カ国について上記四つの分野の各比較項目に関する男女それぞれの数値或いは比率のデータを抽出し、この男女のデータについて男性を1とした場合の女性の指数を算定する(最大値は1とする)。この指数の意味は、指数1の場合男女が完全に平等であることを意味しており、指数が低くなればなるほど男女の格差が大きいことを示している。


 各比較項目の指数を加重平均したものを、その分野の指数とする。最後に4つの分野の指数を加重平均したものがその国の格差指数であり、135カ国の指数を上位から順に総合順位を付けるのである。


(続く)


本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。
 前田 高行 〒183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601
   Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642
   E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp



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