2016年03月

2016年03月16日

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2016年03月14日

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2016年03月11日

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2016年03月10日

(注)本シリーズは「マイライブラリー(前田高行論稿集)」で一括してご覧いただけます。
http://members3.jcom.home.ne.jp/3632asdm/0371MenaRank7.pdf

(MENAなんでもランキング・シリーズ その7)


5.サウジアラビア、UAE、トルコ、エジプト4カ国と日米中の比較(レーダーチャート)
(図http://members3.jcom.home.ne.jp/areha_kazuya/7-G01.pdf 参照)
 2016年版で評価対象となったMENA諸国のうち、UAE(世界25位)、サウジアラビア(同78位) 、トルコ(同79位)、エジプト(同125位)及びイラン(同171位)の5カ国に米国(同11位)、日本(同22位)、中国(同144位)を加えた8か国の分野別ポイントをレーダーチャートで表してみる。ここでは8カ国を以下の3つのグループに分けて比較検証を行った。なおレーダーチャートは最も外側がポイント100(満点)であり内側中心のポイントは0.0である。そして最上段のOverallが総合ポイントであり、Pillar 1からPillar 10までは第1項に述べた分野を示している。グラフの実線は外側に広がるほどポイントが高いことを、また真円に近いほど分野のバランスが取れていることを示している。


(1) チャート1(世界上位グループ):米国、日本、UAE
 米国、日本およびUAEは総合ランクがそれぞれ世界11位、22位、25位であり日本とUAEは近接している。分野別に見ると米国と日本は全体的に同じような傾向を示しており、Business Freedom(Pillar 5), Labor Freedom(Pillar 6)、Trade Freedom(Pillar 8)等では両国ともにポイントが高く、一方Government Spending(Pillar 4)ではポイントが低い。なおFinancial Freedom(Pillar 10)では日本のポイントはUAEと同じ60.0であり、共に米国のポイント70.0よりかなり劣っている。UAEは日米とポイント数が大きく異なる分野がいくつか見られ、たとえばProperty Rights(Pillar 1)では日米の80.0に対しUAEは55.0であり、またInvestment Freedom(Pillar 9)分野でも日米と大きな格差がある。しかしFiscal Freedom(Pillar 3)あるいはGovernment Spending(Pillar 4)の分野では日米両国を上回っている。レーダーチャート全体として日米は比較的均整の取れた形であるのに対して、UAEは分野ごとのポイント格差が大きく、レーダーチャートはいびつな形となっている。


(2) チャート2(中位グループ):サウジアラビア、トルコ
 世界順位78位のサウジアラビアと同79位のトルコは世界178か国の中位グループにある。トルコの各分野別ポイントは60前後のものが多く、ポイントが低いものの全体的に均整が取れておりレーダーチャートの形は日米のそれを小ぶりにした形である。これに対してサウジアラビアは分野別のポイントの差が大きく、Fiscal Freedom(Pillar 3)のようにほぼ満点の分野がある一方、Property Right(Pillar 1)やInvestment Freedom(Pillar 9)はポイント数が40.0と低い。全体の形としては上記のUAEと似ている。同じ湾岸の産油国として長所、短所とも共通するところが大きいようである。


(3) チャート3(下位グループ):エジプト、中国
 エジプト(世界125位)と中国(同144位)及びイラン(同171位)は共に経済自由度の世界ランクが低く、特にイランは最下位グループである。分野別では3か国ともProperty Rights(Pillar 1)のポイントが極めて低く、またFreedom of Corruption(Pillar 2)やFinancial Freedom(Pillar 10)分野のポイントが低い。3か国で格差の大きい分野はInvestment Freedom(Pillar 9) (エジプト55.0、中国30.0、イラン0.0)、Financial Freedom(Pillar 10) (エジプト40.0、中国30.0、イラン10.0)である。

 3か国ともFiscal Freedom(Pillar 3)あるいはGovernment Spending(Pillar 4)のポイントが高い反面、Property Rights(Pillar 1)、Freedom of Corruption(Pillar 2)、Financial Freedom(Pillar 10)のポイントが低くレーダーチャート全体の形状は米国、日本、トルコと比べかなり歪んでいる。


以上


本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。
 前田 高行 〒183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601
   Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642
   E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp



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2016年03月09日

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