2005年04月05日
カタール・ドーハ株式市場が外国人に開放
4/5 Gulf Times (Qatar)
カタール・ドーハの証券取引が昨日から外国人にも開放された。政府は本年2月に市場開放を決定、外国人は２５％を限度として株式を取得できる。株式評論家はドーハ市場（DSM)の規模を900億ドルと試算している。
コメント：
GCC各国の株式市場開放が進んでいる。各国政府は競って経済の自由化に注力しているが、カタールの場合は有力な民間企業もなく株式市場は未成熟である。一方、原油価格の高騰でGCC各国には余剰資金が溢れ、有利な投資先を求めてマネーゲームの様相を呈している。現在のドバイがその例である。これはサウジ国内の一部民間企業がSaudizationなどを嫌って資金及び拠点をDubaiにシフトしつつあることも大きな要因と言われる。
カタール株式市場の開放は、サウジ資金の流入などでカタールを舞台にした新たなマネーゲームが起こる可能性を秘めている。
カタール・ドーハの証券取引が昨日から外国人にも開放された。政府は本年2月に市場開放を決定、外国人は２５％を限度として株式を取得できる。株式評論家はドーハ市場（DSM)の規模を900億ドルと試算している。
コメント：
GCC各国の株式市場開放が進んでいる。各国政府は競って経済の自由化に注力しているが、カタールの場合は有力な民間企業もなく株式市場は未成熟である。一方、原油価格の高騰でGCC各国には余剰資金が溢れ、有利な投資先を求めてマネーゲームの様相を呈している。現在のドバイがその例である。これはサウジ国内の一部民間企業がSaudizationなどを嫌って資金及び拠点をDubaiにシフトしつつあることも大きな要因と言われる。
カタール株式市場の開放は、サウジ資金の流入などでカタールを舞台にした新たなマネーゲームが起こる可能性を秘めている。
