2017年05月15日

大きく遅れているMENA、世界平均でも180か国中の139位:報道の自由度(2017年版)(3)

(注)本シリーズは「マイライブラリー(前田高行論稿集)」で一括してご覧いただけます。
http://mylibrary.maeda1.jp/0409MenaRank6.pdf

MENAなんでもランキング・シリーズ その6)

 

掲載日:2017.5.15

前田 高行

 

(大きくランクアップしたイスラエル、ランクが落ちたカタール!)

3.2016年と2017年の自由度の比較

(http://menarank.maeda1.jp/6-T01.pdf参照)

 報道の自由度のMENAの世界平均順位は前回の138位に対して今回は139位であり殆ど変わっていない。MENAの中では前回世界101位であったイスラエルが今回91位にランクアップし、MENAトップである。イスラエルのように前回より順位を上げた国はイラン、イエメン及びリビアの3か国にとどまり、逆に順位が変わらなかった国と下がった国は17か国に達している。カタールは前回の117位から今回は123位に下がり、またアルジェリアも129位から134位に落ちている。サウジアラビア、バハレーンなどGCC各国も軒並み順位が1~3ランク下がっている。MENA19か国1機関の平均ポイントも昨年の48.03から今回は48.89に下がっており、MENA全域で報道の自由度が脅かされている状況である。

 

MENAの主要国の世界順位とポイントの変化を見ると、エジプトは世界順位159位→161位、ポイント54.45→55.78であり、またトルコは世界順位151位→155位、ポイント50.76→52.98、サウジアラビアは世界順位165位→168位、ポイント59.72→66.02といずれも報道の自由度が悪化する傾向を示している。これに対してイランは世界順位169位→165位、ポイント66.52→65.12と世界ランク、ポイント共に改善している。

 

 因みに日本は2016年のポイント28.67から2017年には29.44に悪化しているが、世界順位は昨年通りの72位である。なお米国は世界ランク41位から43位に下がり、中国は昨年と同様の176位であるがポイントは80.96から77.66にアップしており、報道の自由度がわずかながら改善したと評価されている。

 

(続く)

 

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        前田 高行         183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601

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drecom_ocin_japan at 14:43コメント(0)トラックバック(0)MENA  

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