2017年10月13日

5年連続でランクを落としたサウジアラビア:世界競争力ランキング(2017-2018年版) (3)

(注)本シリーズは「マイライブラリー(前田高行論稿集)」で一括してご覧いただけます。
http://mylibrary.maeda1.jp/0423MenaRank15.pdf

(MENA
なんでもランキング・シリーズ その15)

 

2017.10.13

前田 高行

 

3.過去5回の順位の推移

3-1 MENA各国の順位の変遷(第13回~第17回)

(表http://menarank.maeda1.jp/15-T02.pdf 参照)

第13回(2013-2014年)から第17回(2017-2018年)までの競争力ランクの推移を見ると、第13回から第16回まではUAEとカタールが常に世界20位以内に入り、両国で毎年トップが入れ替わっていた。しかし今回はそれまで20位以内にとどまっていたイスラエルが世界16位に進出、一挙にMENAトップの座についた。一方カタールは25位に後退、UAEは20位以内に踏みとどまったものの前回よりランクが下がりMENAトップから滑り落ちている。

 

これら3カ国に続くのがサウジアラビアであるが、同国は第13回の世界20位以後、毎年連続して順位を下げ今回世界30位にとどまっている。同じGCCに属するバハレーンは40位台を維持し続けている。またクウェイトは過去5年間のうち3年は30位台であったが、今回は52位に急落している。GCCの残る1カ国オマーンは第13回の世界33位から2年連続で急落、第15回以降は世界60位台半ばに低迷している。トルコはここ3回は50位台にとどまりヨルダンは過去5回を通じて60位台である。

 

イスラエルからヨルダンまでの9カ国は5年間を通じて世界の上位ランクを維持しているが、イラン及びエジプトを含む7カ国は常に世界の下位クラスにとどまっている。イランとエジプトの過去5回の順位の変遷を見ると、イランは82位→83位→74位→76位→69位、エジプトは118位→119位→116位→115位→100位である。両国ともランク上昇の兆しが見られるが、この傾向が持続するか否か予断は許さない。また地域大国3か国の間ではトルコ-イラン-エジプトの順位格差は固定している。

 

(続く)

 

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drecom_ocin_japan at 14:21コメント(0)MENA  

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