2017年12月20日

イスラエルを除きMENA諸国は全て100位以下:2017年版世界男女格差報告(5)

(注)本シリーズは「マイライブラリー」で一括してご覧いただけます。
http://mylibrary.maeda1.jp/0430MenaRank8.pdf

MENAなんでもランキング・シリーズ その8)

 

4.2013~2017年の総合ランクの推移

 2013年から2017年までの5カ年間のMENA各国の順位の推移を追うと概略以下の通りである。

 

(1)   MENAでは5年連続でイスラエルがトップ、イエメンが最下位

(http://menarank.maeda1.jp/8-T03.pdf 参照)

 5カ年を通じてイスラエルは常にMENA1位であり、しかも世界50位前後とMENA2位以下が全て100位以下であるのに比べ大きな開きがある。MENA2位は2013年はUAEであったが、その後2年間はクウェイト、そして2016年はカタール、今回はチュニジアと目まぐるしく交代している。

 

これに対してイエメンは5年間を通じて常に世界最下位であり、シリアも世界順位が133位(13年)→139位(14年)→143位(15年)→142位(16年)→142位(17年)と低下、イエメン(144位)との差が殆ど無くなっている。またイランも過去4年間は140位前後にとどまっている。

 

(2)MENAの世界順位は毎年徐々に悪化

(図http://menarank.maeda1.jp/8-G01.pdf 参照)

 UAE、サウジアラビア、エジプトの3カ国とMENA平均に日本及び中国2カ国を加えて過去5年間の男女格差世界順位の推移を比べると中国の順位の下落が顕著である。中国は2013年には世界69位であったがその後87位(14年)→91位(15年)→99位(16年)→100位(17年)と毎年下がり続けている。

 

MENAの世界平均順位も118位(13年)→124位(14年)→128位(15年)127位(16年)→127位(17年)と最近3年間は120位台後半で低迷している。これを指数で見ると0.6953(13年)→0.6119(14年)→0.612(15年)→0.613(16年)→0.614(17年)と2014年以降は毎年ほんの僅かながら改善している。MENA諸国の平均順位が上がらないのは、改善のペースが世界の平均以下にとどまっていることを示している。

 

 サウジアラビア、エジプトおよびUAE3カ国の過去5年間の世界順位はUAEが109位(13年)→115位(14年) →119位(15年)→124位(16年)→120位(17年)であり、13年から16年までは下落する一方であったが今回は若干アップしている。またサウジアラビアも127位(13年)→130位(14年)→134位(15年)→141位(16年)→138位(17年)とUAEと同様の傾向楚示している。エジプトは125位(13年)→129位(14年) →136位(15年)→132位(16年)→134位(17年)であり2013年から2015年までは下落傾向を続けその後は少し改善し、過去2年間はサウジアラビアを上回っている。

 

日本は2013年が105位でありそれ以降も100位以下に低迷、前回111位、今回114位と2年連続で最低記録を更新している。中国は過去5年間で凋落が顕著であり2013年の69位から87位(14年)→91位(15年)→99位(16年) →100位(17年)と下がり続け、ついに100位以下に転落した。但しそれでも日本よりは常に上位である。

 

(続く)

 

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        前田 高行         183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601

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drecom_ocin_japan at 08:59コメント(0)MENA  

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