2018年05月15日

大きく順位を下げたサウジアラビア:MENA(中東・北アフリカ)諸国の経済自由度(2018年版)(2)

(注)本シリーズは下記URLで(1)から(6)まで一括してご覧いただけます。
http://mylibrary.maeda1.jp/MenaRank7.pdf

MENAなんでもランキング・シリーズ その7)

 

2.MENAトップのUAEは世界10位

(表http://menarank.maeda1.jp/7-T01.pdf 参照)

 MENA15ヶ国のトップはUAEで世界順位は10位と高い評価を得ている。これは同18位の米国より高く30位の日本を大きく上回っている。UAEに次ぐMENA2位はカタールであり世界順位は29位とUAEとかなり大きな差がある。以下はイスラエル(世界31位)、バハレーン(同50位)までの4カ国が世界50位以内である。これら4カ国に続くのはトルコ(世界58位)、ヨルダン(同62位)、クウェイト(同81位)及モロッコ(同86位)までの8カ国が世界180カ国の上位グループとなる。90位台にはオマーン(93位)、サウジアラビア(98位)、チュニジア(99位)が並んでいる。

 

 MENA上位10か国の内訳を見るとそのうち6カ国はGCC諸国(UAE、カタール、バハレーン、クウェイト、オマーン及びサウジアラビア)である。これらの国々は豊かな石油(あるいは天然ガス)の収入により高度な経済社会を実現、欧米の経済システムが浸透しており、経済の自由度が高いと見られているが、UAEとカタールの上位2か国とクウェイト、オマーン、サウジアラビアとの格差は大きい。

 

 MENA12位以下の4カ国はいずれも世界100位以下であるがその順位は以下のとおりである。

 エジプト(139位)、レバノン(140位)、イラン(同156位)、アルジェリア(172位)でありアルジェリアの経済自由度は世界180か国中でも最低レベルと評価されている。MENA15カ国の平均世界順位は87位であり世界の中間レベルにある。

 

 なお冒頭に述べた通りイラク、シリア、リビア、イエメン及びパレスチナ自治政府は世界ランクの対象外となっている。但しパレスチナ自治区を除く4カ国はいくつかのサブ項目の評価がされているので、後述する項目別世界順位で触れることとする。

 

 ちなみに世界1位は香港であり、米国18位、日本30位、中国は110位である。最下位(180位)は北朝鮮。

 

(続く)

 

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        前田 高行         183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601

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drecom_ocin_japan at 12:44コメント(0)MENA  

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