Oil

2005年11月18日

11/18 Gulf Daily News (Bahrain)
7月に新たに設定されたOPECバスケット価格が水曜日に49.73ドル/バレルとなり、設定以来始めて50ドルを割った。OPECのタカ派で知られるベネズエラはかねてから生産削減は必要無いと主張しており、OPEC議長のクウェート石油相も寒気の様子を見て問題を検討したいと述べている。


at 13:50 

2005年11月11日

11/11 Gulf Daily News (Bahrain)
 アラムコ元幹部で地質学者のSaad Husseini氏は、サウジアラビアが2009年までに500億ドルを投ずる原油150万B/D増産計画は掘削リグの不足で達成が2-3年遅れるのではないか、との見通しを示した。
 またIEAが2030年までに同国の生産量を18百万BD以上にあげる必要があると指摘していることに対し、適切な油田管理の観点から、今後20年のサウジの最大生産能力は1,350万B/Dとすべきであり、現時点では1,060万B/Dが安全な水準であろうと述べた。


at 14:38 

2005年11月10日

11/10 Gulf Daily News (Bahrain)
 バーレーンを訪問中のDardariシリア副首相は、同国が仏、中国、ロシア3カ国と総額40億ドルの製油所建設プロジェクトを交渉中であることを明らかにした。副首相によれば、仏Total社から7万B/D、8億ドルの製油所提案があり、中国とは14万B/D、12億ドルのMoUを締結済み、またロシアとは14万B/Dの製油所と石油化学設備、24億ドルを商談中とのことである。
 またシリアは石油埋蔵量27億バレルであるが、生産量は1990-2000年の60万B/Dから現在は45万B/Dに減少、2010-2030年の間に更に30-35万B/Dに落ちるとの見通しであり、減少分はイラクからの輸入に依存することになろう、と述べた。

コメント:
 シリアはレバノンのハリリ元首相暗殺疑惑で窮地に立っているが、仏、中、露と製油所プロジェクトの商談中であるとして、国際的な孤立感を和らげようとしている。これらの商談がどの程度確かなものか疑問の余地もあるが、3カ国の名前を出すことで米国を牽制しようとしているのは間違いない。特に仏、露はイラク戦争をめぐって米国と対立したためフセイン政権時代のイラクの石油開発権益を含め中東での政治・経済プレゼンスが極端に落ちている。シリアとの関係をてこに中東での巻き返しを図ることは仏、露の戦略の一つと考えられる。また中国は世界中でなりふり構わず石油獲得競争に乗り出している。このような状況を考えてシリアはしたたかな外交を展開しようとしている。


at 19:35 

2005年09月21日

(特報)9/20 OPEC記者発表
下記は9/19-20にウィーンで開催された第137回OPEC通常総会の記者発表概要である。

・OPECは9/19-20の2日間、オブザーバーとしてロシア、メキシコ等を加え、第137回通常総会を開催した。
・OPEC生産量は約3,020万B/D(イラクの283万B/Dを除く)であり、原油の在庫量は過去5年の平均を超えており十分であると判断。
・それにもかかわらず石油価格が高騰しているのは製油所能力が不足しているためである。
・現行のOPEC生産能力は3,250万B/Dであり、今後石油開発投資を進め2010年には3,250万B/Dにまで増強する見込み。
・市場安定化のため10/1以降3ヶ月間、200万B/Dの余剰生産能力を投入する用意がある。
・12/12にクウェートで開催予定の第138回臨時総会で市場動向を再検討。
・ハリケーン・カトリーヌのためIEA加盟国が行った製品放出を歓迎しするが、製油諸能力不足が石油価格の高騰と不安定の原因として残っている。
・OPECは製油諸能力不足解消のためイニシアティブを発揮するが、これは一義的には主要消費国の責任である。
・現在行っているEUとOPECの対話は有意義であり、その他の地域又は国際機関と同様の対話を持つ用意がある。
・来年1月以降のOPEC議長にナイジェリア石油相Dr.Daukoruを選出。
・次回通常総会は2006/3/8、ウィーン。

*詳細はOPEC Press release参照。


at 09:09 

2005年08月30日

8/30 Arab News (Saudi Arabia)
 サウジアラビアのナイミ石油相は、同国の原油生産を1,100万バレルB/Dに引き上げる用意があると言明し、同国の原油生産能力を1,250万B/Dに拡張する計画は順調に進んでいると述べた。また同相は、米国のハリケーンKatrinaが石油市況に及ぼす影響を注視していると言いつつも、世界の石油需給は均衡しており、十分な原油が供給されている、と語った。
 ニューヨークの原油市場は昨日の時間外電子取引で70.8ドル/バレルまで上昇、翌月物価格としては1983年のNYMEX開設以来の高値となっている。


at 13:15 
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