2005年12月27日

OPECとロシア、閣僚級のエネルギー定期協議で合意

12/27 Kuwait Times - Moscow発AFP電
 ロシアとOPECが閣僚級協議を毎年開くことが決まった。これはロシアを訪問中のサバーハOPEC議長(クウェート石油相)がロシアの工業・エネルギー相、外相等との会談後の共同声明で明らかにしたものである。サバーハ議長は先に訪問した中国においても同様の中国-OPEC定期協議を行うことを合意している。
 ロシアはサウジアラビアに次ぐ世界第二位の産油国であり、また1/1からモスクワで行われるG8の議長国である。このためOPEC議長のロシア訪問は産消対話を進めるための布石と見られる。なお共同声明ではエネルギー政策協議にはG8、OPECのみならず中国、インド、韓国なども加えるべきである、としている。

*中国とOPECの共同声明は「石油文化・今週のトピック」参照


at 10:48Oil  
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