Jordan
2006年12月22日
各項目をクリックすればJordan Times(英語版)にリンクします。
ヨルダン国王夫妻、天皇・皇后両陛下とご会見
麻生外相と会談
経団連首脳と懇談
*MENA Informant「したたかな小国ヨルダン」参照。
「ヨルダン・ハシミテ家の構図」参照。
ラニア王妃関連:「カタル特集(7)輝くアラブ女性のシンボル」参照
ヨルダン国王夫妻、天皇・皇后両陛下とご会見
麻生外相と会談
経団連首脳と懇談
*MENA Informant「したたかな小国ヨルダン」参照。
「ヨルダン・ハシミテ家の構図」参照。
ラニア王妃関連:「カタル特集(7)輝くアラブ女性のシンボル」参照
at 10:44
2006年11月23日
Jordanian New Cabinet (2006/11/22)
Prime Minister and Minister of Defence Marouf Bakhit(留任)
Deputy Prime Minister and Minister of Finance Ziad Fariz(留任)
Minister of Foreign Affairs Abdul Ilah Khatib(留任)
Minister of Municipal Affairs Nader Thuheirat(留任)
Minister of Interior Eid Fayez(留任)
Minister of State for Prime Ministry Affairs(新設) Muhyiddine Touq(行政開発相)
Minister of Public Works and Housing Hosni Abu Gheida(留任)
Minister of Education and Minister of Higher Education and Scientific Research
Khalid Touqan(留任)
Minister of Justice Sharif Zu’bi(前商工業相)
Minister of State for Legal Affairs(新設) Khalid Samara Zu’bi(新任)
Minister of Energy and Mineral Resources Khalid Shraideh(新任)
Minister of Health Saad Kharabsheh(新任)
Minister of Transport Saud Nseirat(留任)
Minister of Industry and Trade Salem Khazaaleh(前公共部門改革相)
Minister of Planning and International Cooperation Suhair Al-Ali(留任)
Minister of Environment Khalid Irani(留任)
Minister of Labour Bassem Salem(留任)
Minister of Public Sector Reform and State Minister for Parliamentary Affairs
Mohammad Thneibat(新任)
Minister of Awqaf and Islamic Affairs Abdul Fattah Salah(留任)
Minister of Water and Irrigation Thafer Alem(留任)
Minister of Agriculture Mustafa Qurunfleh(新任)
Minister of Culture Adel Tweisi(留任)
Minister of Political Development(改編) Mohammad Oran(新任)
Minister of Social Development Suleiman Tarawneh(留任)
Minister of Tourism and Antiquities Osama Dabbas(新任)
Minister of Information and Communications Technology Bassem Roussan(新任)
Prime Minister and Minister of Defence Marouf Bakhit(留任)
Deputy Prime Minister and Minister of Finance Ziad Fariz(留任)
Minister of Foreign Affairs Abdul Ilah Khatib(留任)
Minister of Municipal Affairs Nader Thuheirat(留任)
Minister of Interior Eid Fayez(留任)
Minister of State for Prime Ministry Affairs(新設) Muhyiddine Touq(行政開発相)
Minister of Public Works and Housing Hosni Abu Gheida(留任)
Minister of Education and Minister of Higher Education and Scientific Research
Khalid Touqan(留任)
Minister of Justice Sharif Zu’bi(前商工業相)
Minister of State for Legal Affairs(新設) Khalid Samara Zu’bi(新任)
Minister of Energy and Mineral Resources Khalid Shraideh(新任)
Minister of Health Saad Kharabsheh(新任)
Minister of Transport Saud Nseirat(留任)
Minister of Industry and Trade Salem Khazaaleh(前公共部門改革相)
Minister of Planning and International Cooperation Suhair Al-Ali(留任)
Minister of Environment Khalid Irani(留任)
Minister of Labour Bassem Salem(留任)
Minister of Public Sector Reform and State Minister for Parliamentary Affairs
Mohammad Thneibat(新任)
Minister of Awqaf and Islamic Affairs Abdul Fattah Salah(留任)
Minister of Water and Irrigation Thafer Alem(留任)
Minister of Agriculture Mustafa Qurunfleh(新任)
Minister of Culture Adel Tweisi(留任)
Minister of Political Development(改編) Mohammad Oran(新任)
Minister of Social Development Suleiman Tarawneh(留任)
Minister of Tourism and Antiquities Osama Dabbas(新任)
Minister of Information and Communications Technology Bassem Roussan(新任)
at 20:17
2005年12月09日
12/9 Jordan Times
訪日中のアブダッラー国王は、12/8に小泉首相と会談し、来月の小泉首相のイスラエル及びパレスチナ訪問に強い期待を表明した。また首相主催の午餐会でヨルダン経済に対する日本の貢献を要請した。
また国王は天皇皇后両陛下と会見したほか、JICAの緒方総裁、JETRO渡辺理事長、JBIC篠塚頭取等とも会談し、JETRO、JBICはヨルダンへの投資促進を図ると述べた。
訪日中のアブダッラー国王は、12/8に小泉首相と会談し、来月の小泉首相のイスラエル及びパレスチナ訪問に強い期待を表明した。また首相主催の午餐会でヨルダン経済に対する日本の貢献を要請した。
また国王は天皇皇后両陛下と会見したほか、JICAの緒方総裁、JETRO渡辺理事長、JBIC篠塚頭取等とも会談し、JETRO、JBICはヨルダンへの投資促進を図ると述べた。
at 13:52
2005年11月28日
11/28 Jordan Times
Marouf Bakhitを首相とするヨルダン新内閣が発足した。閣僚23名の内訳は留任9名、元閣僚経験者4名、新任10名であり、Al-Ali企画相(女性)を始め主要経済閣僚は留任した。但し前内閣で4名であった女性閣僚は企画相1名のみとなった。
Bakhit首相は退役軍人で前職は国家安全委員会議長。新内閣の最重要課題は貧困及び失業対策である。
コメント:
今回の措置は今月初めのアンマン・テロ事件を重く見たアブダッラー国王が、文民の前首相に詰め腹を切らせ、治安重視のため元軍人のBakhitに交代させたものと見ることができよう。国王は1999年の即位後6年間に5人も首相の首をすげ替えており、「トカゲの尻尾切り」と言う印象も否めない。11/10のテロ事件ニュースのコメントでも触れたように、テロ事件前の国王はほとんど海外を飛び歩き内政をおろそかにしていた。今回も都合が悪くなると首相を罷免する国王の悪い癖が出たと言えよう。
アブダッラー国王の外交好きは、偉大なカリスマであり老練な外交官でもあった実父のフセイン前国王を真似たものである。ヨルダンの国内メディアは王家が支配しているため、表立った国王批判は出ていないが、国王のこのような政治手法が国内の一部で反発を呼んでいるのは間違いないであろう。
Marouf Bakhitを首相とするヨルダン新内閣が発足した。閣僚23名の内訳は留任9名、元閣僚経験者4名、新任10名であり、Al-Ali企画相(女性)を始め主要経済閣僚は留任した。但し前内閣で4名であった女性閣僚は企画相1名のみとなった。
Bakhit首相は退役軍人で前職は国家安全委員会議長。新内閣の最重要課題は貧困及び失業対策である。
コメント:
今回の措置は今月初めのアンマン・テロ事件を重く見たアブダッラー国王が、文民の前首相に詰め腹を切らせ、治安重視のため元軍人のBakhitに交代させたものと見ることができよう。国王は1999年の即位後6年間に5人も首相の首をすげ替えており、「トカゲの尻尾切り」と言う印象も否めない。11/10のテロ事件ニュースのコメントでも触れたように、テロ事件前の国王はほとんど海外を飛び歩き内政をおろそかにしていた。今回も都合が悪くなると首相を罷免する国王の悪い癖が出たと言えよう。
アブダッラー国王の外交好きは、偉大なカリスマであり老練な外交官でもあった実父のフセイン前国王を真似たものである。ヨルダンの国内メディアは王家が支配しているため、表立った国王批判は出ていないが、国王のこのような政治手法が国内の一部で反発を呼んでいるのは間違いないであろう。
at 11:35
2005年11月10日
11/10 Jordan Times
アンマンのホテルで3件の同時自爆テロが発生、57人が死亡、115人が負傷した。
最初の爆発はSASホテルの結婚式場で発生、その直後Grand Hyattホテルのロビーで第二の爆発があり、更にDays Innで警備員の制止を振り切って車両がホテルの玄関前で爆発した。
当局はその手口から犯行はアル・カイダによるものと推測している。アル・カイダの幹部で25百万ドルの懸賞金が掛けられたザルカウィ容疑者の関与が疑われている。
コメント:
ヨルダンのアンマンで連続自爆テロが発生した。アル・カイダの犯行であることはほぼ間違いないであろう。被害者はほぼ全員ヨルダン人であり外国人はいない。これはテロ組織がヨルダン政府そのものを標的にしたことになる。
これまでヨルダンは厳しいテロ対策により比較的安全と言われていた。そのためか最近のアブダッラー国王は外国訪問に明け暮れ、国政は首相にまかせっきりであった。今回の犯行はその虚を突かれた形であるが、内政をおろそかにした国王に対して国民の見る眼は厳しそうだ。
アンマンのホテルで3件の同時自爆テロが発生、57人が死亡、115人が負傷した。
最初の爆発はSASホテルの結婚式場で発生、その直後Grand Hyattホテルのロビーで第二の爆発があり、更にDays Innで警備員の制止を振り切って車両がホテルの玄関前で爆発した。
当局はその手口から犯行はアル・カイダによるものと推測している。アル・カイダの幹部で25百万ドルの懸賞金が掛けられたザルカウィ容疑者の関与が疑われている。
コメント:
ヨルダンのアンマンで連続自爆テロが発生した。アル・カイダの犯行であることはほぼ間違いないであろう。被害者はほぼ全員ヨルダン人であり外国人はいない。これはテロ組織がヨルダン政府そのものを標的にしたことになる。
これまでヨルダンは厳しいテロ対策により比較的安全と言われていた。そのためか最近のアブダッラー国王は外国訪問に明け暮れ、国政は首相にまかせっきりであった。今回の犯行はその虚を突かれた形であるが、内政をおろそかにした国王に対して国民の見る眼は厳しそうだ。
at 20:35