Jordan

2005年11月01日

11/1 Jordan Times
 日本はヨルダンのアンマン地区第二期ごみ処理改善プロジェクトとしてごみ収集車など総額7.43億円の援助を行った。これは2004年に合意されたものである。贈呈式で小畑大使は、環境改善に役立つことを期待すると述べた。
 日本は1993年にも第一期プロジェクトとして5.04億円を贈与している。


at 11:22 

2005年09月07日

9/7 Jordan Times
 Badranヨルダン首相は来訪中のクウェート企画・総務相と両国経済関係の強化について話し合った。ヨルダンはクウェートの投資を求め、またクウェートはヨルダンの技術・労働力支援を期待している。

コメント:
 石油価格高騰によりクウェートは余剰資金の投資先として、パレスチナ和平で経済開発の機運が出たヨルダンをターゲットの一つとしている。一方、非産油国のヨルダンは経済が低迷し、外国からの投資を期待している。さらにクウェートは国内開発のために優秀なパレスチナ系ヨルダン人の技術と労働力が必要であり、ヨルダンにとって出稼ぎ労働は重要な外貨獲得源である。今回の両国協議はそのような状況で行われたものと言えよう。
 しかしながら、湾岸戦争のクウェート侵攻当時ヨルダンはクウェートへの反感からイラク支持に回った。このため、戦後クウェートはヨルダンと断交した経緯があり、クウェートにはヨルダンに不信感を持っていることは間違いない。
 それにもかかわらずイラク解放後は、ヨルダンがそれまでイラクから供給されていた原油を肩代わりしている。これはヨルダンを支えようとする米国の意図が背後にあるからであろう。現在の両国は米国の意向に逆らえない。今回の両国協議に米国の影が見え隠れしているとするのはうがちすぎであろうか?


at 14:33 

2005年07月27日

7/27 Jordan Times
 日本政府からヨルダンのNGO組織「フセイン国王癌センター」に9万ドル相当の乳がん検診装置が贈られ、贈呈式に同センター代表のDina Mired王女と小畑駐ヨルダン日本大使が出席した。
 これは日本政府が1993年から行っている「草の根プロジェクト支援金」の一環であり既に5百万ドルの援助がなされている。


at 12:47 

2005年07月15日

7/15 Jordan Times
 在ヨルダン日本大使館は今年度の青年交流プログラムを発表した。これは若者に国際経験をさせるための5つのプログラムから成り立っている。
 そのうちの国際青年開発交流プログラムにはヨルダンから10名の若者が選ばれ、他の10カ国の若者たちと日本に3週間滞在中である。なお9月には日本から12名の若者がヨルダンを訪問する予定である。
 このほかにも8/10に始まる日本・中東学生会議のため14名の若者がヨルダンに10日間滞在する。


at 15:20 

2005年07月08日

7/8 Jordan Times
ヨルダン首相は今年度収支が9.5億JD(1US$=0.71JD)と言う記録的な赤字になる見込みであり、そのためガソリンの値上げ等の緊急政策を実施すると発表した。
 週明けからガソリン10%、ディーゼル・軽油33%、工場用燃料60%、航空燃料50%の値上げが実施される。但しヨルダン国営航空については値上げは2年間猶予される。これら燃料には現在3.7億JDの補助金が交付され財政を圧迫している。
 なお低所得者への影響を軽減するため月収300JD以下の政府職員給与を5-10KD増額するなどの政策も同時に発表された。


at 06:01 
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